カリフォルニアでの6泊8日(ディズニー&ハリウッド周遊)を終え、今回の旅行全体を通じて実感した「現地で役立ったノウハウ」や「事前に知っておきたかった注意点」をまとめました。
通信手段の賢い選び方から、空港での立ち回り、移動手段(Lyft/Uber vs 送迎サービス)の費用感、帰国時の手続きの裏ワザまで、これからロサンゼルスへ旅立つ方の参考になれば幸いです!
海外通信手段:モバイルWi-Fi vs eSIM どちらを選ぶべき?
旅行準備で多くの方が迷う「通信手段(eSIMやWi-Fi)をどうするか?」問題。私たちは今回、検討した結果モバイルWi-Fiを選択しました。
複数人・別行動なしなら「モバイルWi-Fi」がコスパ優秀!
近頃は手軽なeSIMも人気ですが、「旅行中に別行動をしないグループ旅(夫婦やカップル)」であれば、モバイルWi-Fiの方がトータルコストを抑えられる場合があります。
- eSIMの特徴: スマホ1台(1人)ごとに個別の契約が必要。各自が自由に動けるメリットはあるが、人数分費用がかかる。
- モバイルWi-Fiの特徴: 1台レンタルすれば、複数人で同時にWi-Fi接続を共有可能。
JAL ABCの「JMB会員特別割引」を活用
さらに大きな決め手となったのが、JAL ABCのモバイルWi-Fiレンタルにおける「JMB(JALマイレージバンク)会員特別割引」です。
お得な会員優待料金が適用されたため、2人分(2台分)のeSIMを購入する費用と比べても、トータル金額でモバイルWi-Fiの方がはるかに優秀という結果になりました。空港で借りてそのまま返せる手軽さも魅力です。
さらにJALのマイルが貯まりますし(特約店なので JAL CARD での支払いで2倍に!)、LSPも積算対象。
通信手段の選び方のまとめ
- モバイルWi-Fiが向いている人:
複数人旅行で別行動をしない/機器のシェアでコストを抑えたい - eSIMが向いている人:
一人旅(ソロ渡航)/現地で別行動する時間が多い/荷物を一切増やしたくない
eSIMも今後さらに価格が下がってくれば強力な選択肢になりますが、現時点での「夫婦での快適なアメリカ旅」としては、(JMB会員であれば、JAL ABCの)モバイルWi-Fiのシェアがベストな選択でした。
フライト前の心得&快適な機内環境をつくる準備
太平洋を渡る長時間のフライト。機内に入ってから慌てないよう、「ラウンジでの搭乗前準備」と「手元に置いておくべき快適グッズ」を完璧に整えておくのが大人のスマートな旅のコツです。
ラウンジは「リラックス準備の場」
私はJGCメンバーのため、空港ではJALラウンジを活用させていただいています。フライト前のラウンジでは食事とお酒を楽しむのはもちろん、「機内でいかに爆睡できる状態を作るか」を意識して立ち回ります。
- シャワーは15:30前に受付!
出発前の夕方(15:30頃から)はラウンジのシャワーブースが非常に混み合い始めます。ラウンジに到着したら、何よりも先にシャワーの予約を済ませるのが鉄則です。 - ジャージへのお着替え
シャワーを浴びたら、ジャージやスウェットなどのリラックスウェアに着替えておきます。これで機内に入った瞬間にすぐ睡眠モードへ入れます。 - 【注意】マイ水筒への給水はNG
ラウンジ内の水やドリンクなどを持参したマイ水筒等へ給水するのはNG(禁止)です。ラウンジ内で提供されているものはラウンジ内で楽しみましょう。
機内持ち込み(手元に置いておく)厳選リスト
上の棚に収納してしまうと飛行中に取り出せなくなるため、以下のアイテムは座席の足元やポケットなど、「手元」にまとめて準備しておきます。
| カテゴリ | 持ち込みアイテム | 役割・活用法 |
| 足元・防寒 | スリッパ / ウルトラライトダウン | 機内の冷え対策と、靴を脱いで解放感を確保 |
| 睡眠・快適 | アイマスク / 耳栓(ノイキャンイヤホン) | 光・雑音の遮断 |
| 保湿・ケア | リップクリーム / 目薬 / マスク | 非常に乾燥する機内での必須ケア |
| ガジェット | モバイルバッテリー / 各種充電ケーブル | 安全性&電源活用のために必須 |
電源周りの確認&モバイルバッテリーのルール
- 搭乗機材の電源スペックを事前に確認!
座席でスマホを充電するために、搭乗する飛行機の「USBポートの形状(Type-AかType-Cか)」や「AC電源の有無」を事前にチェックしておきましょう。持参する充電ケーブルのタイプを間違えると機内で充電できません。 - モバイルバッテリーは必ず手元(機内持ち込み)へ!
航空法のルール(危険物持ち込み規制)により、リチウムイオンバッテリーは預け入れ荷物(スーツケース)に入れることができません。必ず機内持ち込み荷物にして、手元で管理しましょう。
入国時の空港での立ち回り
LAX到着後は「MPCアプリ」で入国!
LAXに到着したら、絶対に活用したいのが米国税関・国境取締局(CBP)公式のMPC(Mobile Passport Control)アプリです。通常レーンが長蛇の列になっていても、MPC専用レーンを使えば驚くほどスピーディーに入国審査を通過できます。この爆速入国を実現するための手順を整理しました。
日本国内(出発前)の事前準備
- アプリのダウンロード
- 出発前にスマホへ「Mobile Passport Control」アプリ(無料)をインストールしておきます。
- 旅行者プロフィール(パスポート情報)の登録
- アプリ内でパスポートの読み取り(または手入力)を行い、基本情報を登録します。
- 【ポイント】 同行する家族(同一世帯)であれば、1台のスマホに全員分のプロフィールをまとめて登録可能です!
- ESTAなどの基本要件の確認
- MPCを利用するには、過去にESTA等でアメリカに入国したことがある(リピーター)などの条件を満たしている必要があります。
現地到着後の立ち回り
- 着陸後、通信をONにして顔写真を撮影
- 機内モードを解除(または機内Wi-Fiに接続)したら、アプリを開いて同行者全員の顔写真をその場で撮影します。
- 質問事項に回答して送信
- 「到着空港(LAX)」や簡単な税関質問(持ち込み物の有無など)に回答し、申請データを送信します。
- 発行されたQRコードを持って専用レーンへ
- 送信後に表示される取引作成画面(QRコード)画面を用意し、空港の「MPC専用レーン(Mobile Passport Control)」へ進みます。
近年はMPCを利用する旅行者も少しずつ増えていますが、それでも一般レーンに比べれば段違いの早さです!荷物ピックアップ後もスムーズで、着陸後のストレスを劇的に減らしてくれました。アメリカ旅行の際は必須のアプリです!
アメリカ国内の移動 配車アプリvs 送迎サービス
現地での移動は基本的に配車アプリ(Lyft / Uber)が中心になりますが、利用シーンによって使い分けがおすすめです。
LAX到着時の移動:実は「ベルトラ(Veltra)の迎車」が優秀?
LAXから最初の目的地(アナハイムなど)への移動時、到着後に空港シャトルバスでRideShareエリア(LAX-it)へ移動してLyftを手配しました。
- Lyft実績: 12:44乗車〜13:30DLH(ディズニーランド・ホテル)着。フリーウェイを爆走してチップ込み$76.15。
配車手配をしてから車が到着するまでに少々時間がかかるため、シャトル移動中に手配を開始するのがコツですが、後から考えるとベルトラなどの事前予約送迎(迎車)を利用するのも賢い選択です。
ベルトラの場合、入国出口でネームボードを持って待っていてくれる上、チップ込みで約$73.2程度と、金額的にも手間的にも配車アプリより魅力的な場合があります。
ロサンゼルス市内の移動費用と所要時間の目安
旅行中~帰国時に利用した実際の配車アプリの費用と所要時間です。計画の参考にしてみてください。
| 移動区間 | 手段・時間帯 | 所要時間 | 費用(チップ込) | 備考 |
| LAX→アナハイムDLH | Lyft(平日昼) | 約45分 | $76.15 | 12:44発〜13:30着 |
| DLH→シェラトンユニバーサル | Uber(平日夕方) | 約1時間20分 | $82.90 | 15:53発〜17:13着 ※渋滞・安全運転 |
| シェラトンユニバーサル→LAX | Lyft(月曜朝) | 約50分 | $58.99 | 10:19発〜11:08着 |
最終日に空港へ向かう際、月曜の朝という時間帯のため心配しましたが、LAのフリーウェイは片側6車線ほどあり、空港直前で少し詰まった程度で非常にスムーズでした。
長時間フライトの乗り切り方
横向きになれる工夫&帰国便での映画鑑賞
「どうしても機内では寝られない…」という方も多いのではないでしょうか。実際、往路で寝不足のままだと到着初日がかなり辛くなります。私自身、椅子にまっすぐ座った体勢では全く寝られません…。少し横向きになったり枕やクッションを活用して、短時間でも身体を休める工夫が大切です。
一方、復路のフライトは約11時間半かかりますが、「割り切って映画鑑賞を満喫する」と決めるとあっという間に時間が過ぎます!今回は、映画4作品に没頭しているうちに日本へ到着しました!機内で寝られない方は新作映画のラインナップをチェックしておくのがおすすめです。
日本帰国時の立ち回り&旅の締めくくり
税関申告はデジタル(Visit Japan)より「紙の申告書」が早い場合も!
デジタル化が進む「Visit Japan Web」ですが、日本の税関申告においてはご家族での帰国なら「紙の申告書(1枚)」の提出の方が早いことがあります。
- Visit Japan Web: 同行家族であっても個人ごとにQRコードの作成・提示が必要。
- 紙の税関申告書: 家族(同一世帯)につき1枚の記入でOK。
近年は電子ゲートに大行列が出来て、通常の申告列の方がガラガラ、といった逆転現象も少なくありません。機内で用紙をもらってパパッと記入しておけば、税関の電子ゲートで家族全員が順番にQRをかざすよりもスピーディーに通過できます。
ポケットWi-Fi返却の時短術
帰国時の空港のJAL ABCカウンターなどでは、Wi-Fi返却の長蛇の列(というよりも海外からの到着組が日本滞在中のWi-Fiをレンタルするための列)ができがちです。
Web等で事前精算を済ませておけば、並ばずに「返却BOX」に投函するだけで完了するため、到着後の貴重な時間を無駄にせずに済みます。
旅の終わりは無理をしない!
帰りの飛行機で寝ずに映画を楽しんだ反動は、日本到着後にやってきます(笑)。帰りの電車やバスではぐっすり寝てしまいがちです。最寄駅に着いた後も無理をして歩いたりせず、迷わずタクシーを使うのが、旅の締めくくりとして最高のリフレッシュになります!
限られた日程の中で極上の非日常を味わうための工夫やノウハウが、皆様の次の旅のヒントになれば幸いです!