オーストラリア・メルボルン旅行のハイライトといえば、野生の最小ペンギン「フェアリーペンギン」たちが海から陸の巣穴へと戻る「フィリップ島のペンギンパレード」。
せっかくの休日、南極からの冷たい強風に震えながら屋外で何時間も待つのは避けたいもの。結論から申し上げると、大人の滞在において観覧席は絶対に「アンダーグラウンド(Penguins Underground)」一択です。
今回は現地ツアー「Go West Tours」をベルトラ経由で予約し、夫婦で体験してきました。本記事では、悪天候でも暖かく特等席で感動を味わえる理由や、大人旅ならではのタイムマネジメント・防寒対策を詳しくレポートします。
この記事でお伝えする3つのこと
- 大人に最適なツアー設計: メルボルン・マリオット発着で移動ストレスゼロ
- アンダーグラウンド席一択の理由: 突発的な嵐や寒さも安心の全天候型&ペンギン目線での超至近距離鑑賞
- 当日の注意点&攻略法: 現地特有の急変する気候と「帰着後の食事難民」回避策
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移動ストレスをなくす!ホテル送迎のGo Westツアー
メルボルン中心部からフィリップ島までは片道約2時間。慣れない海外でのレンタカー運転や夜間ドライブは避け、今回は安心の送迎付きツアーを選びました。
利用したのは、現地でも評価の高い「Go West Tours」(ベルトラ経由で事前予約)。メルボルン市内の主要ホテルまで直接迎えに来てくれるのが最大の魅力です。
私たちが宿泊していた「メルボルン・マリオット・ホテル」もピックアップ対象。出発は午前11時過ぎだったため、朝は慌てることなくクラブラウンジで温かいコーヒーを楽しみ、広々としたロビーのソファでゆったりと待機できました。こうした「待ち時間の優雅さ」を確保できるのも、大人旅には欠かせない要素です。
ガイド兼ドライバーのクリス(Chris)さんは非常に陽気で紳士的。見どころに応じたトークはもちろん、車内に流れるBGMの選曲とタイミングが抜群で、長時間の移動も心地よいドライブタイムへと変わりました。
ツアーの主な訪問スポットと行程



- ブライトンビーチ(Brighton Beach): 色鮮やかなビーチハット(小屋)が並ぶ名所。ガイドさんから「最近、この(電気も水道もない単なる)小屋が約50万豪ドル(約5,000万円)で取引された」という驚きの裏話を聞き、夫婦で思わず目を見張りました。
- ムーンリット・サンクチュアリ(Moonlit Sanctuary): オーストラリア固有種(カンガルーやコアラなど)を間近で観察できる保護区。園内のカフェで落ち着いてランチ休憩が取れます。
- ノビーズ岬(Nobbies): 荒々しい波が打ち寄せるダイナミックな海岸線。遊歩道を散策しながら、雄大な自然美を肌で感じられます。
当日のタイムスケジュール目安
・11:15 メルボルン・マリオット・ホテル ロビーにてピックアップ
・12:30 ブライトンビーチ散策(約60分)
・14:00 ムーンリット・サンクチュアリにて動物見学&各自昼食(約2時間)
・17:00 ノビーズ岬散策(約45分)
・18:30 フィリップ島ペンギンパレード ビジターセンター到着
・19:45〜20:45 アンダーグラウンド席にてペンギン鑑賞
・21:15 フィリップ島出発
・23:15 マリオット・ホテル帰着
※日没時刻によって季節ごとに1〜2時間の前後があります。
フィリップ島ペンギンパレードツアー
ベルトラ(VELTRA)公式サイトでツアーの空き状況と料金を確認する
アンダーグラウンド席が絶対的オススメ!
アンダーグラウンド席は席数が限られておりますし、ベルトラで申し込み以降、Go West Tours 経由で正式に確定となるまで時間がかかります。旅程が決まり次第、早期予約されることを推奨します。
なぜ「アンダーグラウンド席」一択なのか?大人が選ぶべき理由
フィリップ島のペンギンパレードには複数の観覧エリアがありますが、わずかな差額を惜しまずに「アンダーグラウンド(Penguins Underground)」を選ぶことが、旅の満足度を決定づけます。
その理由は、単なる見晴らしの良さではなく「快適性」と「臨場感」が別次元だからです。
【観覧エリアの比較】
- 一般観覧席(General Viewing): 屋外コンクリートひな壇/遠目の鑑賞/強風や雨を直接受ける
- ペンギンプラス(Penguins Plus): 屋外特別デッキ/波打ち際に近く臨場感あり/屋根がなく雨天・防寒対策が必須
- アンダーグラウンド席(地下特別席): 全天候型インドア(冷暖房完備)/ペンギンの目線でガラス越し数センチ/天候に関わらず快適
理由①:突発的な嵐や極寒でも安心のインドア空間
フィリップ島は「1日の中に4つの季節がある」と言われるメルボルンの中でも、特に天候が変わりやすいエリアです。南極海からの冷たい海風がダイレクトに吹き付けます。
私たちが訪れた日も、メルボルン市内は穏やかな快晴だったにもかかわらず、島に近づくにつれて空が急変し、時折冷たい嵐のような雨風が吹き荒れる天候となりました。
一般席の観客が厚手のレインコートを着込み、身を縮めて寒さに耐えている中、アンダーグラウンド席は暖房の効いた完全インドア。ガラス窓の向こうで吹き荒れる風を横目に、落ち着いてペンギンを待つことができました。「この席を選んで本当に良かった」と夫婦で胸を撫で下ろした瞬間です。
理由②:ペンギンの目線(超至近距離)で出会う感動
アアンダーグラウンドの真骨頂は、地下構造を活かした「ペンギンと同じ目線」でのアングルです。
外の薄明かりの中、海から上がってきた体長わずか30cmほどのフェアリーペンギンたちが、波飛沫を払いながら群れをなして歩いてきます。強化ガラスのわずか数センチ先を、羽をパタパタと揺らしながら一生懸命に通り過ぎていく姿は、息遣いまで伝わってきそうなほどの迫力。
見下ろすのではなく、同じ高さで目が合うような感覚に、思わず妻と顔を見合わせて小さな歓声を上げました。寒さに邪魔されることなく、純粋に自然の神秘に没入できる環境こそ、大人の贅沢と言えます。
日没までであれば撮影もOK
失敗しないための防寒対策とリアルな注意点
最高の体験にするために、事前に知っておくべき「現場のリアル」とスマートな対策をまとめました。
日没後は完全撮影禁止!記憶に焼き付ける贅沢
野生のフェアリーペンギンは非常に光に敏感で、カメラのフラッシュやスクリーンの光が目に入ると失明の危険があります。そのため、日没後はスマートフォンの画面点灯を含め、すべての写真・動画撮影が厳格に禁止されています。
最初は「写真に残せないのか」と少し残念に感じるかもしれませんが、ファインダー越しではなく、自分自身の目で一挙手一投足をじっくりと見守る時間は、デジタル社会に生きる私たちにとってかえって贅沢なリセットの時間となりました。
市内とは別世界!夏でも「ウルトラライトダウン」を必携
フィリップ島の体感温度は、メルボルン市内よりも5〜10度ほど低く感じられます。インドアのアンダーグラウンド席にいる間は快適ですが、施設入口から席までの移動や、鑑賞後にビジターセンターへ戻る屋外ボードウォークでは猛烈な風に晒されます。
春や秋はもちろん、真夏の時期であっても以下の装備を強くおすすめします。
- 防風性のあるアウター(マウンテンパーカーやウィンドブレーカー)
- インナーダウンや厚手のフリース(重ね着できるもの)
- 首元を温めるストールやネックウォーマー
プロの回避策:帰着後の「夕食難民」を防ぐコツ
ツアーの帰着時間は23時前後に及ぶことが多く、メルボルン市内であってもレストランの多くがラストオーダーを終えています。ホテルに戻ってから食事処を探すのは、疲れた身体には大きなストレスです。
スマートな回避策として、夕方フィリップ島に到着した際、ビジターセンター内のカフェで温かいパイや軽食をしっかり食べておくか、メルボルン出発前に軽食を調達してバス車内に持ち込んでおくことをおすすめします。
まとめ:フィリップ島は「アンダーグラウンド席」で一生の思い出に
フィリップ島のペンギンパレードを最高のものにするための要点は以下の3つです。
- 移動はホテル送迎ツアーを活用: メルボルン・マリオットなどのロビー発着小グループツアーで体力を温存する。
- 観覧席は迷わずアンダーグラウンド席を指定: 急な雨風を完全に遮断し、目線の高さで超至近距離のペンギンに出会える。
- 防寒と軽食を事前準備: 朝晩の急激な冷え込みを想定した防風着と、深夜帰着を見越した夕食プランを立てておく。
暗闇の中、一生懸命に家族の待つ巣穴へと歩みを進める小さなペンギンたちの姿は、大人になった今だからこそ深く心に染み入る温かさがあります。メルボルンを訪れる際は、ぜひ快適なアンダーグラウンド席で、心に残る特別な夜をお過ごしください。
フィリップ島ペンギンパレードツアー
ベルトラ(VELTRA)公式サイトでツアーの空き状況と料金を確認する
アンダーグラウンド席が絶対的オススメ!

